こんにちは、温活ととこです。
11月に入り寒くなってきたこの時期、温泉はまさに日本人にとっての癒しですよね。
前回、温泉の主な泉質とその特徴についてお話ししました。
今回は日本を代表する温泉、『日本三名泉』のお話をしたいと思います。
日本三名泉
日本三名泉とは、古くからその泉質と風情が国内の温泉地の中でも特に優れているとされてきた三つの温泉地です。
草津温泉 (群馬県)
特徴
- 🟠豊富な湯量と高い温度: 草津温泉は、毎分32,300リットル以上の豊富な湯量が湧き出すことで有名です。その湯温は非常に高く、硫黄成分を多く含むため、独特のにおいと肌に刺激を感じることが特徴です。
- 🟠湯畑: 草津温泉のシンボルである湯畑は、大量の温泉が湧き出し、湯けむりが立ち込める光景は圧巻です。湯畑周辺には、温泉街の雰囲気が色濃く残っており、散策を楽しむことができます。
- 🟠湯もみ: 草津温泉の伝統的な風習である湯もみは、高温の温泉を冷ますために木製の棒でかき混ぜる作業です。湯もみの様子は、観光客にも人気があります。
- 🟠効能の高さ: 草津温泉の湯は、神経痛、筋肉痛、関節痛などに効果があると言われています。また、美肌効果も期待でき、多くの女性に人気があります。
ととこメモ - 草津温泉は、強い殺菌力が特徴です。
人気のお土産『湯の花』のもとでもある硫黄。これをたくさん含む草津温泉はなんとPH2.05という強い酸性のお湯です。1円玉も約1週間で消滅、クギだって9日間で
ボロボロに。
しかし、この強い酸性の持つ殺菌力が温泉療法にもすぐれた効果を発揮します!
下呂温泉 (岐阜県)
特徴
- 🟠美人の湯: 下呂温泉の湯は、アルカリ性単純温泉で、なめらかで肌触りが良く、美肌効果が高いことから「美人の湯」と呼ばれています。
- 🟠湯温: 湯温は42℃前後と、肌に優しく、長時間入浴しても疲れにくいのが特徴です。
- 🟠歴史: 室町時代には、京都五山の僧・万里集九がその名泉ぶりを称賛したと伝えられており、長い歴史を持つ温泉地です。
- 🟠温泉街: 飛騨川沿いに温泉街が広がり、風情ある街並みと現代的な施設が調和しています。
- 🟠噴泉池: 下呂温泉のシンボル的存在である噴泉池には、多くの観光客が訪れる人気スポットです。
ととこメモ
「美人の湯」としても名高い下呂温泉の泉質は、無色透明の
「アルカリ性単純温泉」 ph値は9以上と非常に高く、お肌をすべすべにしてくれま
す。
角質が落ちてすべすべになりますが、その分を乾燥しやすいので入浴後はいつもよ
り念入りに保湿ケアをしましょう。
有馬温泉 (兵庫県)
特徴
- 🟠金泉と銀泉、2つの源泉が楽しめる
金泉: 赤褐色の湯で、鉄分を多く含んでいます。神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があると言われています。
🟠銀泉: 無色透明の湯で、炭酸泉や放射能泉が含まれています。美肌効果や疲労回復に効果があると言われています。 - 🟠関西の奥座敷:新大阪駅から約1時間10分、新神戸駅から約30分と都市部からも近い。
- 🟠日帰り温泉: 金の湯や銀の湯など、日帰りで楽しめる温泉施設がたくさんあります。
- 🟠宿泊: 歴史ある旅館やモダンなホテルなど、様々なタイプの宿泊施設があります。
- 🟠食べ歩き: 温泉街には、炭酸せんべいなどの名物土産や、地元の食材を使った料理が楽しめるお店がたくさんあります。
- 🟠散策: 有馬川では毎年5月中旬から6月中旬頃にホタルを見ることができる。
ととこメモ
有馬温泉は、金泉.銀泉と泉質の異なる2種類のお湯を堪能しながら、ゆっくり過ご
すのもよし、グルメをいただき市街地にも近いのでショッピングや観光など
アクティブに過ごすのもよしと、様々な方面から楽しめます。
まとめ
日本三名泉は、温泉が持つ歴史、泉質、そして魅力を体験することができる温泉です。
日頃の疲れをとりながら、日本の温泉の素晴らしさを深く体験してみてはいかがで
しょうか。
まさにアクティブウェルネスですね。
引用
草津温泉 草津温泉のポータルサイト
(https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/portal/)
下呂温泉 下呂温泉旅館協同組合オフィシャルホームページ
(https://www.gero-spa.or.jp/)
有馬温泉 有馬温泉オフィシャルサイト
(https://www.arima-onsen.com/)