こんにちは、温活ととこです。突然ですが、日本人は言わずと知れた『温泉好き』ですよね。
でもみなさん、温泉って何かと聞かれたらすぐに答えられますか?
源泉かけ流しってどんな事?
今回はそんな温泉の基本について、お話していきたいと思います。
そもそも温泉とは?
温泉は地下から湧き出ていないと温泉ではないと思われがちですが、実は地下から人間が汲み上げているものも温泉なんです。
温泉の定義そのものとしては地下から自然に湧き出ているか、または地下からくみ上げたもので、地下水温度が平均気温よりも高い場合に、温泉と呼ぶことができます。
温泉ができる要素
ではそんな温泉は、どのようにして誕生するのでしょう?
以下に温泉ができる要素を簡単にまとめてみました
- 熱源:温泉ができるためには、地下に熱源が必要です。この熱源は、火山や地熱などが原因で地下にある熱水帯から供給されます。
- 地下水路:地下水路は、地下にある水が温泉として湧き出るための重要な要素です。地下水路が存在しなければ、温泉は湧き出しません。
- 地質構造:地質構造は、温泉の性質や湧出量に影響を与えます。地層や断層などが温泉の形成に重要な役割を果たしています。
- 地下水の循環:地下水は、地下深くから湧き出しても、地表に出てから再び地下深くに戻る循環をすることがあります。この循環がある場合には、温泉の湧出が続くことがあります。
これらの要素が揃うことで、美しい温泉ができるのです。
源泉かけ流しとは?
では、温泉がどうやってできるのがわかったところで、源泉かけ流しについて学びましょう。
「源泉かけ流し」ってなに?
♨️源泉とは
1.温泉法で定められた温泉であること
2.所有する自家源泉、または共同源泉からの引き湯を使用していること
♨️かけ流しとは
1.新しい湯を常に浴槽に注いでいること
2.注がれた分だけの湯が浴槽の外にあふれていること
3.あふれた湯は決して浴槽に戻さないこと
4.湯量の不足を補うために、浴槽内で循環ろ過させないこと
♨️源泉かけ流しとは
湧き出したままの成分を損なわない源泉が、新鮮な状態のままで浴槽を満たしていること
[加温と加水について]
加温と加水に対する見解は以下の通りです。
・基本はあくまでも”源泉100%”だが、入浴に適した温度に
するため、泉質を損なわない範囲での最低限の加水・加温は
認める
・湯量不足を補うための水増し加水は認めない
(日本源泉かけ流し温泉協会HP引用)
https://www.gensenkakenagasi.com/
最後に
源泉かけ流しには、体に嬉しい自然の恵がたくさん含まれていていることが分かりましたね。
温泉に入る際には、日本の豊かな自然に感謝しながら入浴していただけたら、とっても嬉しいです!
春になり気温も上がって来た今日この頃、春休みには各地の温泉巡りなんていかがでしょうか?
以上、温活ととこでした!