冬至について
12月22日はなんの日??
こんにちは、温活ととこです! いきなりですが問題です!12月22日はなんの日でしょう?
正解は冬至です!
皆様のお家では冬至に何をしますか?
かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりするのが一般的な風習ではないかと思います。 では、なぜゆず湯に入ったりかぼちゃを食べるのでしょうか? 今回は冬至についてお話していきましょう。
冬至の起源
冬至は、昔遣隋使によって中国から日本に伝わった伝統行事の一つです。 古代中国では、冬至を一年の始まりとして考えていました。 冬至を過ぎると徐々に日が長くなるからです。昔の冬至は今で言う『元旦』 と同じ考え方ということですね。
では、日本ではどのように冬至が始まったのでしょうか?
平安時代の書物『続日本起』の中で神亀2年(725年)11月10日に天皇御大安殿受冬至参 賀→天皇陛下が冬至に参賀をした、と書かれています。※オンライン辞書調べ
文章の中に冬至とあるのでこのときには既に冬至の概念が存在したことがわかります。 当時はどんな風習が行われていたのか、気になりますね。
冬至になぜゆず湯をするのか
それでは現代の冬至の風習には、どんな意味があるのでしょう?
まずは最も代表的なゆず湯からです。実はこのゆず湯ですが、『融通がきく』のダジャレか ら始まったと言われています。ダジャレが今ではりっぱな習慣になっているのですからびっ くりですね!
その他の起源としては
・ゆずは香りが強いので、邪気を払うと考えられていた
・冬至→湯治、ゆず→ゆうずう 単なるダジャレ
・ゆず湯で温まって風邪を予防のため
などが有力であるとされています。さて、そんなゆず湯にはどんな効能があるのでしょうか?
ゆず湯(ゆず風呂)の効能
・ゆずの香り、アロマ効果でリラックス
・ゆずの香り成分『リモネン』『シトラール』作用で血流がさらにUP
・体臭予防
・血行改善の効果『ヘスペリジン』
・ビタミンCで美肌に
更には肩こり・冷え性・腰痛・むくみの緩和などがゆず湯の効果として挙げられます。
こういった体の芯まで温まる効果の数々から、ゆず湯に入ると一年間風邪を引かないと言われるのも納得ですね。
ゆず湯の入り方
それでは実際にゆず湯に入る際、どういった入り方がより有効なのかを見ていきましょう。
・皮をむかずにそのままいれる
最も一般的な入り方です。ゆずの成分がマイルドに出ますので、お肌の弱い方はこちらが
BEST!
・スライスして入れる
一番成分が出ますが、種や果実が出てしまい湯船の中が大変なことに。
ガーゼが洗濯ネットに入れて入れるとよいでしょう。
しかし成分が強く出てしまいますので、お肌の弱い方にはあまりおすすめはしません。
・ゆずの皮だけ入れる
皮には体に良い成分が♪たくさん含まれているので、皮だけでも十分楽しめます。
ゆず湯以外の冬の季節湯
柑橘系の果物であるゆずは、お肌の弱い方にとっては強すぎる刺激になってしまうことも。そこで、肌が弱いのでゆず湯はちょっと‥という方にもおすすめしたい2つの季節湯を紹介します。
・大根湯 1つ目は冬によく食べる大根の葉を使ったお風呂です。
大根の葉を乾燥させ、ネットなどに入れてそのままお風呂に入れるだけ。少し刻んで入れたほうが成分の抽出がよいです。大根の葉にはビタミンCやカルシウムなど豊富に含まれているので、血行促進・冷え性に効果があります。
香りはただの草、という感じなので、温活ととこは好みのアロマオイルを加えて楽しんでいます♫
・りんご湯 2つ目は冬の果物、りんごをお風呂に浮かべる『りんご湯』です。
りんごをまるごとそのまま入れるだけでOK。ころんとかわいくて見た目も香りも癒やされますね。 りんごのポリフェノールで免疫力を高め、風邪予防に最適です。
農薬などが心配な方は十分に表面を洗ってからいれてくださいね。
今回は冬至とそれにまつわる冬の季節風呂についてご紹介しました。 みなさんも自分なりの季節風呂で、冬至を楽しんでくださいね。