みなさん、こんにちは!温活ととこです。
ここ数年、7月7日に猛暑日地点が200を超えるなんてニュースも聞くようになり、梅雨明けには熱中症で運ばれる人が増えるかも…なんて言われています。
でも大丈夫!
今回は、夏の暑さに負けない体を作るための熱中症予防法を、身近なことからお風呂や温浴施設の活用をご紹介していきましょう!
毎日の生活でできる熱中症予防術

「熱中症予防って大変そう…」そう思っている方もいるかもしれませんが、ご安心ください!いつもの生活にちょっとした工夫をするだけで、しっかり予防できるんです。水分補給、食事、室内環境、睡眠、そして「暑熱順化」がキーワードですよ。
こまめな水分補給の習慣
のどが渇いたと感じた時には、もう体が水分不足の状態。のどが渇く前に、意識的に水分を摂るようにしましょう。
- 起床時、お風呂に入る前後、寝る前には、コップ1杯(200ml~500ml)の水分補給がおすすめです。
- 日中は、1時間にコップ半分から1杯くらいをこまめに摂るのがポイント。
- 水や麦茶が基本。冷たいお味噌汁もいいですよ!
- 汗をたくさんかいた時は、塩分も一緒に摂るとさらにGOOD!
- 甘いジュースは糖分摂りすぎになっちゃうかも。
- コーヒーや緑茶、アルコールは利尿作用があるので、かえって脱水状態になることも。気をつけましょう。
食事で体の中から整える
熱中症予防は、水分補給だけじゃありません。毎日の食事で体の抵抗力を高めることも大切なんです。バランスの取れた食事で、体温調節機能や疲労回復力をサポートしましょう。
- 朝食は必ず食べましょう!寝ている間に失われた水分や塩分、活動に必要な栄養をしっかり補給できますよ。
快適な室内環境づくり
おうちの中も快適に保つことが大切です。
- エアコンや扇風機を上手に使いましょう。
- 「寒すぎるのは苦手」という方は、除湿機能を使うのもおすすめです。
- 直射日光を遮って、お部屋の温度が上がりすぎないようにしましょう。
質の良い睡眠で体を休める
睡眠不足は、自律神経のバランスを崩して体温調節機能を低下させ、熱中症のリスクを高めてしまいます。
- 毎日決まった時間に寝起きして、大人なら6~8時間の睡眠を心がけましょう。
- 寝室は、エアコンのタイマー機能を使わず、冷房や除湿機能をつけて眠るのがおすすめです。
暑熱順化(しょねつじゅんか)で暑さに強い体に!
「暑熱順化」とは、体が暑さに慣れて、体温調節がスムーズになること。暑熱順化ができると、汗をかきやすくなったり、汗の量が増えたりして、効率的に体内の熱を逃がせるようになるんです。
暑熱順化のトレーニング
- 適度な運動: 毎日、軽く汗をかく程度の運動を習慣にしましょう。ウォーキング(週5日、30分程度)やジョギング(週5日、15分程度)、サイクリング、ストレッチ、筋トレなどがおすすめです。通勤時に一駅分歩くなど、無理のない範囲で体を動かすことから始めてみてくださいね。
- 入浴: シャワーだけでなく、湯船に浸かって体を温めるのも暑熱順化に有効です。お風呂に入る前後は、必ず水分・塩分補給を忘れずに行いましょう。
暑熱順化には個人差がありますが、一般的に数日から2週間くらいかかると言われています。今から少しずつ始めてみましょう!
お風呂や温浴施設を味方につける!

夏の熱中症対策には、お風呂や温浴施設も大活躍!体を清潔にするだけでなく、体温調節機能を高めたり、疲れを取ったり、暑熱順化を促したりするのに役立ちます。
自宅のお風呂でできること
- おうちのお風呂は、手軽に暑熱順化を促し、1日の疲れを癒すのにぴったり。お風呂に入るとたくさん汗をかくので、入浴前後にコップ1杯(300ml~500mlくらい)の水分補給を忘れずに!牛乳や麦茶、スポーツドリンクがおすすめです。
暑熱順化を目的としたお風呂の入り方
- 37~39℃くらいのぬるめのお湯に、20分以上ゆっくり浸かるのがポイントです。
- 入浴剤も活用しましょう!この時期は、クール系の入浴剤がおすすめ。温浴効果を高めながら、爽快感も得られますよ。
- お風呂から上がったら、タオルで汗をしっかり拭いて、うちわや扇風機で自然に体温を下げましょう。急激に冷やすと、汗腺が閉じて体温が下がりにくくなることもあるので要注意です。
温浴施設では
温浴施設は、日々の疲れを癒し、汗をかく習慣を身につけるのに役立ちます。
- サウナの利用:無理なく利用することが大切です。滞在時間は6~12分を目安に、体調に合わせて調整しましょう。長時間利用は熱中症のリスクを高めるので避けてくださいね。サウナ後は水風呂に入り、サウナに入っていた時間以上にしっかり休憩しましょう。サウナのような高温環境は、暑熱順化を助ける強力なツールですが、無理せず、適切な使い方を心がけましょう。
- 入浴後のクールダウンも忘れずに! 温浴施設の帰り道に夜風に当たるのもいいクールダウンになりますし、休憩スペースにある大型扇風機を利用したり、クール系のシャワージェルを使ったりするのも効果的です!
まとめ

今年の夏も、記録的な猛暑が予想されています。熱中症は誰にでも起こりうる身近な危険ですが、今回ご紹介したような日々のちょっとした工夫で、そのリスクを大きく減らすことができますよ!
医学的な専門知識がなくても、これらの身近な予防法を生活に取り入れることで、私たちは夏の暑さに負けない、健康で快適な毎日を過ごせます!今年の夏も健康で快適に、そして「アクティブウェルネスな毎日を!」
温活ととこでした。