みなさん、こんにちは!温活ととこです。
先日、5月29日に日本気象協会から発表された「2025梅雨入り予想」。九州北部や四国では6月上旬に梅雨入りを迎える見込みですが、関東甲信を含む多くの地域では、前回の予想よりも遅れて「6月中旬」となるようです。
平年よりも遅い梅雨入りとはいえ、雨の日が続くのは気が滅入りますよね。
そして、この時期に多くの方がひそかに悩まされているのが、「気圧痛」。気象病や天気痛とも呼ばれる、あの辛い症状です!
梅雨の時期は、低気圧が頻繁にやってきて、気圧が大きく変動します。この気圧の変化が、昔の怪我の痛みを呼び起こしたり、ズキズキする頭痛、フワフワするめまい、そして全身の倦怠感など、様々な不調を引き起こす原因となるのです。
そこで今回は、そんな気圧痛に苦しむ皆さんのために、その根本的な原因と、梅雨入り前にできる効果的な予防策、さらに、ウェザーニュースが提供する便利な天気痛予報を賢く活用する方法を、分かりやすくご紹介していきます!
気圧痛ってなぜ起こるの?

私たちの体は、常に外の気圧とバランスを取ろうとしています。しかし、急激な気圧の変化があると、このバランスが崩れ、様々な不調を引き起こすと考えられています。
特に、これらの部位が気圧の変化に影響を受けやすいと言われています。
・内耳:
これは、私たちの体の中でバランスを取る役割をしている、耳の奥にある小さな器官です。まるで、体の中に小さな気圧計が入っているようなイメージです。周りの空気の圧力が変わると、この内耳もその変化を感じ取りやすく、それがめまいやふらつきといった症状につながることがあります。
・関節:
特に昔にケガをしたり、炎症を起こしたことがある関節は、気圧の変化に敏感です。例えるなら、古い傷跡が天気によって痛むようなものです。気圧が変わると、関節の周りの神経が刺激されやすくなり、痛みを感じることがあります。
・血管:
私たちの体の中を通っている血管は、周りの空気の圧力の変化に合わせて、伸びたり縮んだりすることがあります。気圧が大きく変わると、血管が急に縮んだり広がったりして、頭の中で血管が引っ張られるような感じになり、頭痛を引き起こすことがあると考えられています。
梅雨入り前にできる!気圧痛の予防策
1.質の高い睡眠を確保する

- なぜ大切? 質の高い睡眠は、自律神経のバランスを整える上で非常に重要です。自律神経が乱れると、気圧の変化による影響を受けやすくなります。
- 今日からできること:
- ⚪︎毎日同じ時間に寝起きする
- ⚪︎寝る前のカフェインやアルコールを控える
- ⚪︎寝室を暗く静かで快適な温度に保つ
- ⚪︎寝る前にリラックスできる習慣(読書、軽いストレッチなど)を取り入れる
2.バランスの取れた食事を心がける

- なぜ大切? 健康的な体は、外部からの刺激に対する抵抗力を高めます。栄養バランスの偏った食事は、体調不良の原因となり、気圧の変化にも敏感になる可能性があります。
- 今日からできること:
- ⚪︎3食きちんと食べる
- ⚪︎野菜、果物、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂取する
- ⚪︎加工食品やインスタント食品を控えめにする
- ⚪︎水分をこまめに摂取する
3.適度な運動を習慣にする

- なぜ大切? 適度な運動は、血行を促進し、自律神経の働きを整える効果があります。また、ストレス解消にも繋がり、心身ともに健康な状態を保てます。
- 今日からできること:
- ⚪︎ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を週に数回行う
- ⚪︎毎日、簡単なストレッチや体操を取り入れる
- ⚪︎エレベーターではなく階段を使うなど、日常生活の中で体を動かす機会を増やす
4.日頃からストレスを溜め込まない

- なぜ大切? ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、気圧の変化による体調不良を悪化させる可能性があります。
- 今日からできること:
- ⚪︎自分なりのリラックス方法を見つけて実践する(入浴、音楽鑑賞、趣味の時間など)
- ⚪︎意識的に休息時間を作る
- ⚪︎悩みや不安を誰かに相談する
- ⚪︎深呼吸をする習慣をつける
5.天気予報と気圧の変化を意識する

- なぜ大切? 事前に気圧の変化を知っておくことで、体調が悪化する前に備えることができます。
- 今日からできること:
- ⚪︎天気予報をこまめにチェックする
- ⚪︎ウェザーニュースの天気痛予報 (https://weathernews.jp/pain/) を活用し、気圧の変化による体調不良のリスクを把握する
- ⚪︎気圧が大きく変動する日には、無理な予定を避け、安静に過ごす時間を確保する
6.耳抜きの練習

- なぜ大切? 急な気圧変化で耳が詰まるのを防ぎ、気圧痛を予防するため。意識的に耳管を開き、内耳の気圧を調整します。
- 今日からできること:
- ⚪︎耳抜きの練習
- 鼻をかむ→鼻をつまんで息を吸い込み、口を閉じて鼻から吐く(耳に空気を感じる)→唾を飲み込む。
- ⚪︎耳抜きの練習
まとめ
梅雨時期の気圧痛は、事前の対策でその影響を和らげることができます。今回ご紹介した5つの習慣を参考に、梅雨入り前から生活に取り入れてみてください。
ウェザーニュースの天気痛予報も活用しながら、上手に気圧の変化に対応し、少しでも快適な梅雨を過ごしましょう!
アクティブウェルネスな毎日を!
以上、温活ととこでした!
