暖かくなってきましたね。
花粉の季節もそろそろ終わりを迎え、快適に過ごせる季節になりました。
そんな時にお風呂が原因で体調を崩したりしてはもったいない！
本日は適切なお風呂の温度についてお話していきましょう。
まず、なぜ熱いお湯に浸かるのはNGなのでしょうか？
それはズバリ、身体に様々な危険があるためです。
人間の皮膚はおおよそ50℃以上の温度にさらされると火傷を起こすことが知られています。そのため、42℃を超える熱いお湯につかってしまうと、皮膚が火傷を受ける可能性があります。火傷は、皮膚の表面が焼けることによって起こる傷で、痛みや赤み、水ぶくれなどの症状が現れます。
また高温のお湯につかると、体温調節機能によって体温が上昇し、体調を崩す可能性もあります。高温のお湯に長時間つかるとめまいや頭痛、吐き気、意識障害などの症状が現れ重症化すると命に関わることもあります。
そのためお湯につかる際には湯温に注意し、皮膚を火傷から守るために、適切な温度でつかるようにしましょう。
健康に良いお風呂の温度は？
健康に良いお風呂の温度は、おおむね38〜40℃程度です。この温度帯では身体がぽかぽかと温まり、血流も良くなります。また、自律神経が安定するため、リラックス効果も期待できます。
ただし個人差がありますので、自分にとって適切な温度を見つけることが大切です。
一般的な正しい入浴の仕方は以下の通りです。
一般的な正しい入浴の仕方
水分補給をする
- 入浴前に水分を摂ることで、体内の水分量を補充出来、血圧が下がり、血行がよくなります。
体を洗う
- 湯船に入る前に、体を洗って汚れを落とし、清潔な状態で湯船に入りましょう。
湯船にゆっくり入る
- 一気に湯船に入ると、血圧が急激に上昇し、めまいや立ちくらみなどが起こることがあります。ゆっくりと湯船に浸かり、徐々に体を温めましょう。
入浴時間は15〜20分程度にする
- 入浴時間が長すぎると、体が疲れてしまうことがあります。15〜20分程度の入浴を心がけましょう。
温度調節をする
- 温度が高すぎると、体に負担がかかります。温度調節をし、自分に合った温度で入浴しましょう。
出るときはゆっくりと
- 急に湯船から出ると、血圧が急激に下がり危険です。
自分の体温を知って、適切な温度のお風呂に入ろう！
先程健康に良いお風呂の温度はおおむね38〜40℃程度と話しましたが、人によって基礎体温が違いますよね。
適切な湯温は自身の基礎体温の+２〜３℃を目安にするとよいと言われています。少しぬるく感じる温度が健康に良い温度となります。もし基礎体温が35℃台の方であれば37℃から38℃が適切な温度です。
発熱した時に個人差があるのと同じです。
でもそれだとぬるくて入った気がしないという方は。。。
最初は適切な温度で入浴して、お風呂から上がる前に少しだけ追い焚きをして、湯温を上げると良いでしょう。
自動運転では異なりますが、お風呂を沸かしても湯温は下がっていきます。
少し追い焚きすることで、脳が温度を上げている事を認識し、暖かくなったと脳が錯覚するので身体に負担なく温まります。
季節や体調によっても異なりますので、毎日体温を測って自分の健康に良い湯温を見つけてくださいね。
また春を迎え、ご家族や個人で温泉旅行に行かれるという方も多いのではないでしょうか？
これからの季節にぴったりな温泉旅行では、
以下の点に気をつけることをおすすめします。
気をつけることをポイント
- 体調の変化：温泉に入ることで、血管が拡張し血圧が下がるため、体調に影響が出ることがあります。また、温泉によっては硫黄泉や塩泉などがあり、それぞれに効能がありますが、体質によっては刺激を受けてアレルギーや湿疹などの症状が出ることがあります。旅行前に自分の体調をよく確認し、温泉の効能や注意事項を調べることをおすすめします。
- 食事：温泉旅行では、地元の美味しい食事を楽しむことができますが、いつもと違う食材や調理法が使われていることがあります。また、食事の時間がいつもと異なることもあるため、胃腸の調子に気をつけることが重要です。旅行前に自分の食べられるものやアレルギーの有無を確認し、食事のバランスを考えた上で楽しむことをおすすめします。
- いつもと違う寝心地：温泉旅館では、畳の部屋や布団で寝ることが多いため、いつもと違う寝心地になることがあります。また、部屋の温度や湿度も変化するため、寝冷えや乾燥などに注意が必要です。旅行前には、快適な寝具を持参するか、旅館に確認することをおすすめします。
これらの点に注意して、快適で安全な温泉旅行をお楽しみくださいね！
以上温活ととこでした。
